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結婚しました/夏南の法則Vol.105

大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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結婚しました/夏南の法則Vol.105

私事ですが先日結婚しました。

SNS等ではお知らせしましたが、かねてよりお付き合いしていた方と入籍しました。

立場上、入籍発表というものを一応しましたが、定型文をそのままに2人の名前だけ添えて、インスタもサッパリと「結婚しました」の一言で済ませました。

よりプライベートなことをシェアしているYouTubeでは彼が登場したり、結婚指輪を選んだりしているところも映っていますが、お互いをどう思っているかみたいな話はしていません。

よく「◯◯さんと一緒にいると…」みたいな素敵な言葉を見たり聞いたりしていたけど、2人で話し合った結果、お互いへの想いはお互いだけのためにしようということになりました。

このように2人のことを2人で決めるというこれまで何度もしてきたことも、結婚を決めてから違う意味合いを持つようになりました。

私たちは本当に1つのチームになって、家族になって、これからの人生を一緒に歩んでいくんだと思うと、最強の味方ができたような気がして嬉しく思います。

実は元々「結婚」というものにそこまで興味のなかった私は、これまで結婚願望を抱いたことがありませんでした。

20代前半は周りに合わせてそれっぽいことを言っていた時期もあったけど、本気でセーラームーンになれると思っていた幼稚園生の頃まで遡っても、お嫁さんになりたいとか、ウェディングドレスが着たいとかいう夢を持ったことがないです。

そんな私が結婚することになったのは自分でも不思議な感じがするけど、それと同時にそうなるのがとても自然なことだと感じられる人に出会えて良かったなと思っています。

日本ではまだ夫婦別姓も、同性婚も認められておらず、誰もが希望する形で愛する人とパートナーにはなれません。

実際私も夫婦別姓にできたら良かったのになー、って思いながら婚姻届を書きました。

彼は苗字が変わるのが嫌だったら違う形でもいいよと言ってくれていたけど、それが自分の理想かと聞かれたらそういうわけでもないし、一緒に生きていくうえで結婚していないと何かと不便なこともあるからと思い、籍を入れて彼の苗字を名乗ることにしました。

私は私のプライオリティをベースにこれを選んだけど、いつかそれぞれがそれぞれの形でパートナーシップが結べるようになることを願っています。

今回結婚という大きな節目を迎えて、また自分が大きく成長できるチャンスをもらえたような気がしています。

大変なことや思い通りにいかないこともきっとあると思うけど、自分らしくあることと、相手が相手らしくあることを同じくらい大切にしながら、2人で楽しく乗り越えていきたいです。

結婚しても今までと変わらず、仕事も発信もバリバリしていくので、これからもよろしくお願いします♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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