全てはバランス/夏南の法則Vol.71

大屋夏南<連載コラム>第2・第4月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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全てはバランス/夏南の法則Vol.71

先日撮影で手首を痛めました。

最初は大したことないと思っていたけど、「気になるな」から「ハッとする痛み」に変わって、それがしばらく続いていました。

鍼やら整体やら、いつものメンテナンスのついでに手首も診てもらったけど、どうしてもよく使う部分なのでなかなか良くならず、なおかつとても不便でした。

このままだと今週のYouTubeは難しいかも…。

動画編集はこれでもかというほど手首や指を使う作業で、ここで無理をしたら余計に長引きそうだなと思いながらも、毎週日曜日にアップするという自分との約束を破るのに抵抗がありました。

大人になってからだいぶ減ったけど、私は昔から「頑張らなくちゃいけない」という強いプレッシャーを自分にかけて無茶をし、それに追い込まれた結果、猛烈なストレスを感じてパンクするという負のスパイラルに陥ることが少なくありません。

今回もそのパターンの兆候が見えていました。まだ旅に行けていた頃はインプットの時間として、“生産性のある休暇”を積極的に取っていました。でも時間に余裕がある今、週に一本ビデオをアップすることにさえコミットできない私は甘えてるんじゃないかと、休むのを躊躇してしまう自分がいました。

そもそも時間の問題ではなく怪我の問題なのでつじつまが合わないのだけど、このモードに入るといろいろなことが見えなくなってしまうのです。

迷いに迷った結果、この週は休むことになりました。休むことを選んだというよりは、悩んでいるうちに時間切れになってしまったと言ったほうが正確です。

休んでみて感じたのは、その選択が正しかったということ。久しぶりに締め切りのない週末を過ごしたら、どれだけ自分がそれを必要としていたかを知って、次の週も休むことにしました。

ここ数年はSNSの登場や働き方の変化によって、プライベートと仕事の境目がどんどん曖昧になってきました。自分でうまく線引きしないと、どこまででも仕事になってしまうような状況で、自分だけの時間や空間を守ろうとすることはワガママなんじゃないかと感じてしまうことがあります。

頭ではそうじゃないとわかっていても、期待に応えようとしすぎたり、時に自分が不十分なんじゃないかと不安になったりすることで正解がわからなくなる。

でも本当なら自分のために何かするということを選ぶ時に、勇敢になる必要はないはずです。自分の限界を知ってそれを受け入れたり、うまく休んだりすることも、頑張ることと同じくらい大切。

全てはバランス。やりすぎても、やらなすぎても良くない。ちょうどいいところ。いい塩梅。

今週も素敵な一週間になりますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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