【表現者が撮る東京 #9】中田みのり(モデル/フォトグラファー)

GENIC編集部

様々な分野で活躍中の写真を愛する表現者たちが捉えた“東京”をクローズアップ。
#9では、卓越したセンスが光るモデル&フォトグラファー、中田みのりさんの伝えたい東京、そして東京への想いに迫ります。

中田みのり

中田みのり モデル、フォトグラファー 1994年生まれ、栃木県出身。大学生のときにバイト先でスカウトされ、数多くのファッション誌や広告でモデルとして活躍。抜群のスタイルとファッションセンスで支持を集める傍ら、フォトグラファーとしても注目を集めている。

❝東京での、ふとした日常❞

東京の夜は、ごちゃごちゃした感じがより際立つのが好き。

モデルに加え、フォトグラファーとしても活躍中の中田さん。地元の栃木から大学入学を機に上京し、東京生活は今年で9年目。
「10代の頃は上京するのが当たり前、東京は憧れ、と思っていましたが、社会人になった今では東京に住むことが必ずしもベストとは思い込まないようにしています。
私にとって、東京は“働くための場所”。仕事がなければ、住まない街。愛着がない訳ではありませんが、生まれ育った地元愛には及ばない。だから東京に固執する必要はないし、たとえば海外にも住んでみたい」

❝東京にはこだわらない。でも、今住んでいるのは、大好きな仕事と友達、今の日常がここにあるから❞

何年か前の東京コレクション。

作りすぎずに“なんとなく” 切り取った瞬間が、私らしい一枚

「そんな、選択肢の一つにすぎないはずの東京に住んでいる理由は、大好きな仕事と友達。今の私の日常があるから、です。
今回の写真は、そんな日常で“なんとなく撮った”東京の光景。私がなんとなく写真を撮るのは、何か面白いものを探しているとき、そして気持ちに余裕があるとき。私らしく、作りすぎずに切り取った日常の瞬間です」

ほとんどのビルがモノクロの中で、赤い東京タワーを見つけると嬉しくなります。

カメラはここ数年で本格的に仕事につながり、将来はフォトグラファー・中田みのりとして活躍することが大きな目標だそう。
「高校でショートフィルムを制作するという部活に入り、そこでカメラに興味を持つようになりました。お気に入りのカメラは、パパッと使えるCONTAX T2。フィルムカメラは写真が上がるまでいろんな工程があって、毎回ドキドキしながら現像に出しています。今後は自分でプリントすることにも、挑戦したいですね」

こんなところにオブジェが。

「モデルとして自分が被写体のときと、撮影する側のときでは、意識がまったく変わります。モデルのときは感覚的だけど、撮影するときは論理的というか、頭をぐるぐると使っている感じ。両者を体験することで、表現の勉強になっていると思います」

モデル友達のユラ。中田さんが作品撮りをお願いしたときのオフショット。

「自分がモデルをしているからか、風景よりも人物を撮るほうが好き。ポートレートなど人物写真を撮りためて、写真展や写真集として発表したいです」

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GENIC VOL.55【表現者が撮る東京】
Edit:Satoko Takeda

GENIC VOL.55

テーマは「TOKYO and ME 表現者が撮る東京」

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