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楽しいからやる。好きだからやる/夏南の法則Vol.74

大屋夏南<連載コラム>第2・第4月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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楽しいからやる。好きだからやる/夏南の法則Vol.74

みんな最近、洋服ってどうしてますか?

私は正直、おしゃれするような機会もほとんどないし、どこかに出かけること自体少なくなったら、別にいいや。と興味がなくなりつつありました。

朝、クローゼットを開けて選ぶのはいつものコーディネート。なんなら昨日着て脱ぎっぱなしにしてたものを拾ってまた着るなんてこともザラで、何日か着たら洗濯して、また同じものを着る。そんな生活を長いこと続けていました。

私は元々着飾るのが苦手なタイプです。強い特徴があるものや思いっきり派手なものはあまり着ないし、仕事などでパーティーに行くときも、ほとんどの人にとって普段着であろうものを纏ってちょっぴりメイクを派手にしたり、ヒールを履いたりするだけ。どうしても照れ臭くなってしまって落ち着かないので、衣装でない限り仰々しい服を着ることにも抵抗があります。

だから一見あまりファッション好きには見えないかもしれないけど、実は結構好きです。私が萌えるのはちょっとしたディティールや、シルエット、丈感、バランスなどで、多くの人には気づいてもらいづらいところ。パッと見で「可愛い!」となるものよりも、スルメみたいな噛めば噛むほど系が好みです。

アイテムは自分のクローゼットで育ててこそ。最強なのはその人が愛着を持って長く着たもの。といった少々マニアックな愛情を長いこと持っていたのに、ここのところは「ま、これでいいっしょ」みたいなテンションで洋服を選んだり、新しい洋服に見向きもしなくなったりしている自分をつまらなく感じていました。ファッショに携わる身として、なんだかなあって思ってたけど、どうしてもそういう気分になれなかった。

でも先日、打ち合わせが思いの外早く終わって次の予定まで少し時間が空いたので、フラッと古着屋さんに入りました。何も欲しいと思ってなかったし、なんの期待もしてなかった。だけどびっしり並んだ洋服を触ってたら、なんだかワクワクし始めたのです。

アイテムごとにコーディネートが次々と浮かんできて、それを着てる自分が想像できちゃう。これも可愛いし、あれも可愛い。そうやってお店の中をグルグルしているうちに、長いこと失っていた感覚が戻ってきたのを感じました。そしてすぐさま「もっとこれを大事にしなくちゃ!」と思った。

世界が止まってしまったように感じる今は”必要がないからやらない”という思考回路になってしまいがちです。私もそう。でも状況に関係なく、挑戦したり、楽しんだり、愛したり、お洒落したり、毎日がいろんなことをするチャンスなんだよなって思ったら、楽しいからやる。好きだからやる。を忘れちゃいけないなって。

ずっと気になっていたこと、ずっとやりたいと思っていたこと、ずっと行きたいと思っていた場所、また書き出してみよ。

今週も素敵な1週間でありますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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