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幸せの近道/夏南の法則Vol.75

大屋夏南<連載コラム>第2・第4月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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幸せの近道/夏南の法則Vol.75

最近家にいるのがもっと好きになりました。

自分の生活の軸となる場所で長い間過ごしたり、そこに手をかけたりするようになって、なんだか自分の中の芯の部分をしっかりさせているような感覚があります。

住んでいる場所を整え生活を丁寧にすることによって、なんだか自分のことも大切にできているような気持ちになるのです。

家にいなきゃいけないからいるんじゃなくて、コロナ前の、どこにでも行けるし誰にでも会えるけど今日は1人で家にいよう、って決めて、1人の時間を慈しんでいた時のような心地よさをやっと取り戻すことができました。

長い間、時間を潰しているような過ごし方をしたり、何かやらなくちゃと焦ってみたり、時には本当はあれもこれもやりたいのにと腹を立ててみたりと、なんだか心が落ち着かなかったけど、やっといろんなことをあるがまま受け入れられたような気がします。

「今できること、あるものに感謝しよう」という気持ちは、自分の中でちゃんと持っているつもりでした。でも、まだどこかで“こうあるべきじゃない“って、今ある状況に抵抗している部分が残っていて、そこが私の心をすり減らせていたように思います。

事実をありのまま見ないで、自分が見たいものを見ようとしていると摩擦が起きるのは当然のこと。全てをコントロールしようとしたり、自分の欲しいもの以外を拒絶したりするエネルギーは、豊かさや穏やかさといった類のものをもたらせてはくれません。むしろ怒りや不満が湧いてくる。

自分が思うようになれば全てがうまくいくと思っているからやってることなのに、全く逆の方向に行ってしまうから不思議だよね。

全く同じ生活をしている人でも、「不十分だ、もっと欲しい」と感じながら暮らしている人と、「恵まれている、有難い」と感じながら暮らしている人とでは、どちらが自由で幸せか。そして自分はどちらになりたいか。

そんな風に考えてみたら気づくこと、変わってくること、あるんじゃないかな。

結局は感じ方だから。いろいろな条件を揃えようとするよりも、感度を上げるほうが近道な気がするのです。

まだまだ頭ではわかっていてもできてないことたくさんあるけど、毎日が学ぶチャンスだと思って修行に励みたいと思います。

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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