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新しいひらめきと愛し方/夏南の法則Vol.81

大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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新しいひらめきと愛し方/夏南の法則Vol.81

10月になって本格的に涼しくなってきましたね。

冬は得意じゃないけど、ジリジリとした気候から朝晩冷えだして日が少しずつ短くなるこの時期は、毎年なんだかワクワクします。食べるものや飲むものが変わったり、「今日は何か羽織るものを持って行こうか?」「それとも長袖を着ようか?」と洋服選びにも少しずつ変化が出てきたりする頃でも。

つい最近までの「夏の暑さをどうやってしのぐか?」という熱中症対策のような洋服の選び方から、「これとこれを合わせてみたら可愛いかも。この素材も取り入れられる」という“好き”ベースの選び方に変わり、1年の中でも純粋にファッションを楽しめる短い期間。これを過ぎると今度は「どうやって寒さをしのぐか?」に変わるので、私はこのタイミングでいろいろ実験してみるのが好きです。

とはいっても、季節の変わり目は天候が安定せず、涼しくなったかと思えばまた暑くなり、また2日後には急に涼しくなって、そしてまた暑い日が続く。世の中にはすでに秋物が出回り、自分の気分も「なんとなく秋だから、またTシャツとビーチサンダルに戻るって感じじゃないんだよな」と、振り回されがちに。

そんな時に私がやっているのは、色味から衣替えするというテクニック。例えばTシャツやサマードレスといった夏物も、秋っぽいカラーを選んだり、今までしてきた夏コーデに秋色の小物を投入したりと、落ち着いたトーンでコーディネートを締めると実際の気温とのズレを生じさせずに秋感を楽しめます。

カーキのタンクトップに黒のスラックス、白のワンピースにブラウンのスウェードのバッグ、ネイルだけネイビーやグレーにしてみるのも良い。この時期ならではの季節感も素材感もごちゃ混ぜにできる自由度の高いMIXコーディネートをいくつも試してみると、また違った自分に出会えます。

ここ2年くらいは本当に長く付き合えるアイテムかどうかを意識して買い物するようになったので、それぞれのアイテムが持っているポテンシャルについてより深く考えるようになりました。「こんな着方はどうだろう?」「あんな着方もできるかも?」と模索したり、「こんな風にコーディネートしたらガラッと印象が変わるんだ!」と発見したり。

そうやって長く付き合っていく中で自分の体に馴染んでいく過程や、味が出てくる様子を見ていると、クローゼットの中に新しいものがどんどん増えていくわけじゃないけど、宝物は確実に増えていっているようですごく嬉しく感じます。

今年もこの季節が交わり合うタイミングで新しいひらめきが生まれて、私の大事なかわい子ちゃんたちを新しい愛し方ができるといいな。

今週も素敵な一週間でありますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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