2020のキーワード/夏南の法則Vol.39
明けましておめでとうございます。
2020年ですね。
日本がオリンピックの開催地に選ばれたときは、2020年なんてずっと先だと思っていたのに、あっという間に時が過ぎていてびっくりです。
皆さんの年末はどうでしたか?
今年は三が日の後に週末が続いて、年始はゆっくりとしたスタートだった人も多いかと思います。
私は年末年始をプーケットで過ごしました。
このエピソードが公開される頃には、こんがりと焼けて東京に帰っていることでしょう。
年末は恒例の大掃除をし、年始に向けてメンタルを整え、2020年はゆったりとした気持ちで迎えました。
お正月休みが開けて、本格的に“日常”がスタートする今は、今年の抱負や目標を掲げるタイミング。
みんなからも質問が来ていましたが、私はここ数年「〇〇する!」という具体的な目標よりも、軸となっていろいろなシーンで応用が効くキーワードを設けるようにしています。

今年は「手放す」「調和する」「セルフケア」の3つです。
まずは、「手放す」。
自分には、なにかとこだわりすぎるところがあります。
それは“こだわりがある”という良い面にもなるけど、行きすぎると“固執している”という欠点にもなる。
去年は自分のプロジェクトに関することや、過ぎ去ったことに対する気持ちなど、メンタル的に消化不良に陥ることが多く、ストレスを強く感じていました。
決して手を抜くのではなく、気持ちをないがしろにするわけでもなく、手放すべきタイミングをきちんと見極められるようになりたいなって。
そして、「調和する」。
できるだけ衝突や摩擦を減らして、心地よくあること。
何事も行きすぎたり、やりすぎたりせず、適度に、いい塩梅に、バランスを取る。
最後に、「セルフケア」。
これは先の2つが上手くできないことも大きく関係していますが、私は委ねるのが苦手で、なんでも自分でやろうとしてしまうところがあります。
去年はあまりにも自分でやろうとしたことが多く、限界に達しました(笑)。
“できるから”という理由でいつ何時も、世界のどこにいても仕事をし、「もう何もしたくない」というところまで自分を追い詰めてしまいました。
そんな自分の精神衛生状態とサブスクライブしているポッドキャストで聞いた「できるからってやるべきだとは限らない。長く続けるには燃え尽きないことが大切」というセリフをキッカケに、今年はセルフケアの時間も大事にしようと決意。
最初のステップとして年末年始はこのコラムとYouTubeをお休みし、久しぶりに完全なお休みを楽しませてもらいました。
しっかりと休んで、たくさんインプットして帰ってきたので2020年を始める準備は万端。
今年も素敵な1年にしよう♡

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大屋夏南
1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、3冊目のスタイルブック「purple」を出版するなど幅広く活躍中。