【夏南の法則 Vol.32】バースデートリップの目的

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【夏南の法則 Vol.32】バースデートリップの目的

この連載が公開される頃には私は32歳になってます。

今はこのエピソードをバースデートリップの行先に選んだ、バリのヴィラで書いているところです。

今日は雨季にも関わらずスカッと晴れて、夕方には雲ひとつかからない美しい夕陽を見ました。

輪郭のはっきりした太陽と、それに染められてどんどん変わる空の色。

夜が来たと思ったら、今度は星が光りはじめて、自然の持つ美しさに圧倒されています。

いつから始めた習慣だったかは忘れてしまったけど、毎年自分の誕生日にはお休みを頂いて旅に出ることにしています。

今年はありがたいことに出張も多く、新しいことも始め、ひとつ前のエピソードでも書いたようにボリュームのある年だったので、思い切って10日間のお休みをマネージャーさんに申請しました。

どの旅も前後のスケジュールはハードになるし、旅の間も動画編集や書き物、諸々の確認メール等、仕事はしなくちゃいけないけど、それをきっちりとやることで、これからもこんな風に旅に行かせてもらえるんだと思います(笑)。

ある時から誕生日は私の中で大きな節目となりました。

世間で言う“新年を迎える”みたいな気持ち。

新年は2020年どう過ごす?だけど、誕生日は32歳の年どう過ごす?といった具合です。

実際の新年には仕事の目標を立てる私ですが(なぜかそう決めてる)、誕生日には少し違うことを考えます。

昔は“祝う”という感覚が強かった誕生日だけど、特別な意味を持つようになったのは30歳の年から。

そこから1つ歳を重ねるたびに、その歳のテーマを決めるようになりました。

それは新年の目標よりも、もっとずっとパーソナルで、内面的なこと。

「どんなことを成し遂げたいか」じゃなくて、「どんな人間になりたいか」。

掲げるのではなく、心に留めて、それに基づいた選択を日々していく、自分との約束。

もっと早くからできたら良かったけど、外へ外へと意識が向いていたところから、自分の内側と向き合うようにフェーズが変わりはじめたタイミングで始めたのも悪くなかったと思う。

このテーマを決めるのがバースデートリップの大きな目的です。

日常というルーティーンにハマると考えが凝り固まって、いろんな感覚が鈍るし、“やりたいこと”よりも、“やらなきゃいけないこと”の方が大事そうに見えてしまう。

だからそれから離れてフラットになったところで、しっかりと自分と向き合う時間を設けます。

その歳のテーマって書いたけど、結局その積み重ねが人生になっていく。

だからなんとなく最終的にどこに着地したいかイメージを描いて、そこから逆算する感じ。

丁寧に自分の人生について考えるのに、旅はピッタリだから。

今日は4日目。

今回のバースデートリップがどこに導いてくれるのか、楽しみ。

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大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、3冊目のスタイルブック「purple」を出版するなど幅広く活躍中。

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