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マインドの在庫管理/夏南の法則Vol.91

大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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マインドの在庫管理/夏南の法則Vol.91

日本に帰ってきて隔離も終わり、また日常に戻ってきました。

自分の家、いつものルーティーン、いつものスケジュール、どれもよく知っているものなのに、なんだか何年も会っていなかった友達と再会した時のような気分になった。

海外から帰ってくると「これが私が選んだ人生なんだ」と自分の日常を客観的に見ることがあります。この街、この家、この仕事、この生活スタイル、全て私が選んだものなんだと。

普段は自分がその一部になっているからあまり意識する機会がないけど、一旦離れた時に改めてそれを認識する。

やっぱりこれ好きだ。ああ、これ恋しかった。って思うこともあれば、なんでこれを選んだんだっけ?なんでこれこのままにしていたんだっけ?と思うこともある。

それは、長い間なんでもかんでも放り込んでいた引き出しを開けて、中身を全部出して見てみる感覚と似ています。こんなのあったんだ、なんでこんなもの入ってるんだ?とか、これずっと探してたのに、これ使える!といった感じ。

私はこういうマインドの在庫管理みたいな作業をとても大事にしています。なぜかというと、自分の頭の中に入っているものをちゃんと認識して初めて自分に必要なものとそうでないものを整理できるから。

これをするのに必ずしも海外に行く必要はなくて、フレッシュな気分や視点になれることであればなんでもいい。行ったことのないお店に行ったり、髪を切ったり、新しいレシピに挑戦したり、“いつもの自分”がすることとは違うことをしてみる。

そうやって自分の感覚を揺らしてあげると、ルーティーンという自動運転状態から抜け出して、今まで見えてなかったことが見え始める。

意志や愛をもってした決断や、無意識でやったり、選んだりしていたことが明確になったり、どこかにしまい込んでいた情熱を思い出したりする。

私は何をするにもスタート地点になる“今”を、的確に捉える必要があると思っています。今自分がどこにいて何をしているのかちゃんとわかってないと、何から手をつけていいかわからなくなってしまうから。

正面からだけじゃなくて、横や後ろ、いろんな角度から見て今の自分を立体的にキャッチする。

そうしたら、やるべきことが自然と見えてくる気がします。

素敵な2週間になりますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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