【プロ・達人が教えてくれる 明日からちょっと上手くなるフードフォト講座 #3】トラノコク/もうそう店長

一番身近な撮影対象でありながら、もっとも難しいとも言えるフードフォト。いらない影に困ったり、おいしそうに見えなかったり…。そこで、素敵なフード写真を撮影している食や写真のプロたちに、構図やアングル、ライティングなど、すぐに参考になるワザの数々を教えていただきました。フードフォト講座 #3は、人の心と記憶をつなげる発信をしている空想の喫茶店 トラノコクのもうそう店長さん。隅々まで要チェックです!

  • 作成日:

ADVERTISING

喫茶トラノコク/もうそう店長

クリエイター ほっと一息つける喫茶店みたいな場所を作りたい、と2019年に同じ会社の"7、kon、ツッチー”の3人でスタートしたトラノコク。Instagram、Twitter、YouTube、TikTok、noteなどのSNSで、人の心と記憶をつなげる発信をしている空想の喫茶店。今後はメンバー個々のコンテンツも発信予定。「GENIC VOL.58」のカバー写真も担当。
愛用カメラ:Canon EOS 80D
愛用レンズ:Canon EF35mm F2 IS USM、EF50mm f/1.8 STM

音は記憶を呼び起こすのに大切な要素

料理の中で音を連想させるような工程を見つけて撮る

「あたたかみがある色合いは食べ物をおいしく見せてくれるので、撮影時は青味が強くなりすぎないように気をつけています」。

行動の断片を切り取ることを意識して撮影

「見てくれた方が自分の中にある記憶を呼び起こして、少しでもリンクする部分があれば嬉しいなと思い、そこを意識しながら撮影しています。音であったり、香りであったり、自分の記憶と誰かの記憶が重なることがある、そんな瞬間を日々表現しています。食べ物をひたすら撮っていく中で気づいたことは、プリンやケーキなど、自分が好きでよく味わうものを被写体として選ぶのが一番ワクワクするということ! 自分の好きと、誰かの好きが繋がるときが、写真を撮ることの楽しみを増やしてくれるスパイスです」。

音や香り 自分の記憶が誰かの記憶と重なる瞬間

「基本的には自然光でナチュラルな光の入りを意識しています。窓は閉めて直射を緩和させ全体的にふんわりとした優しい光になるように」。

「画角の寄り引きを試すことで、一品の中でもいろんな表情を見つけることができます」。

「基本は三脚を立てて、おうちや気になる喫茶店でスタッフみんなと撮影しています。自分とは異なる視点の意見が生まれることがあったり、新しい構図探しができたり、一歩引いた意見で自分や周りの視野が広くなる、そんな刺激が楽しいんです」。

「おうち喫茶を極めた結果にたどり着いた、喫茶の定番メニューである鮮やかなナポリタン。粉チーズや紙ナプキン、コーヒーなど周りの小物にもこだわっています。夢のような山盛りメニューは、撮影後のお腹と心を満たしてくれます」。

喫茶トラノコク Instagram
喫茶トラノコク Twitter

GENIC VOL.58 【プロ・達人が教えてくれる 明日からちょっと上手くなるフードフォト講座】
Edit:Izumi Hashimoto

GENIC VOL.58

テーマは「おいしい写真」。
口福を感じる料理やスイーツとの出会い、オリジナリティ溢れるフードの創作、こんなシーンには二度とお目にかかれないかもと思った瞬間。様々な表現者たちが繰り広げる “おいしい” の世界を召し上がれ。

Amazonへ

おすすめ記事

【プロ・達人が教えてくれる 明日からちょっと上手くなるフードフォト講座 #2】サイトウレナ

【GENIC 2021年4月号】テーマは「おいしい写真」

次の記事