【夏南の法則 Vol.21】掃除の魔力

大屋夏南<連載コラム>

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【夏南の法則 Vol.21】掃除の魔力

ある日の午後、出かけようと思ってクローゼットを開けると、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた洋服たちを見て、いつものごとく後ろめたい気持ちになった。

プチ断捨離は定期的にやってはいたものの、本格的な掃除は、いつも何かしらの理由をつけて先延ばしにしていた。

「どうしてもやらなくちゃいけない状況に追い込まれればなあ。クローゼットの中身のYouTubeでも撮ろうかな?でもそうなったら、そのビデオがどんどん後回しになりそう」

なんてことを考えていた次の日、打ち合わせのため事務所に行くと、マネージャーさんから
「夏南ちゃん、あの雑誌からクローゼットの取材の依頼がきました。どうですか?」と言われた。
なんと。これは絶対にサインだ。

なんだか自分をさらけ出すようで、普段はあまり自宅の取材を受けていないのですが、その雑誌のクローゼット企画は昔から大好きで、ずっとチェックしていたものだったのです。

憧れの企画に出られるなんて!と大喜びし、「是非!でもクローゼットの大掃除をするので、出来るだけ時間をいただけますか?」とお願いした。

優しいマネージャーさんのおかげで2週間の猶予をもらった私は、来る日も来る日もクローゼットと向き合いました。

まずは必要なものとそうでないものを分ける。

大量のアイテムに対して「キープor手放す」という決断をするのは結構な体力が必要。

続けていると混乱してくるので1日に限られた時間しかできず、ここで思いのほか時間がかかってしまいました。

そして次に、洋服は色と丈、靴は形とヒールの高さ、バッグはサイズと使用頻度で分け、ベストな場所に収納するという作業。

クローゼットの前もしくは中に座り込みアイテムを並べながら、しまいにはハンガーの色が揃ってないことが気になり始めたとき、一度始めたらとことんこだわる自分の性格が忌々しくなりました(笑)

何度もくじけそうになりながらもスッキリしていくクローゼットに気分が良くなり、せっかくだからと、前から気になっていた家具屋に行き、ずっと欲しいと思っていたビンテージの家具を買った。

そしてその家具に見合うよう家中の掃除も。

家と向き合っている時間は、自分と向き合っているようで、”ベース”となる場所を丁寧に扱うことで、自分の軸がしっかりしていく気がしました。

不思議と悩んでいたことも客観的に考えられるようになって気持ちもどんどんスッキリしていく。

新しいものや、良いものを迎え入れるためには、必要がなくなったものを手放して、そこにスペースを作ってあげないとね。

何かに悩んだら家の掃除から始めてみるのも良いと思う。

「変える勇気」でも書いたけど、一旦日常の一部になってしまったことって変えるのがなかなか難しい。

ちょっと不便だったり、違和感があっても、機能してたらまあこれでいいかって。

でも停滞している部分を変えたら、新しい流れが生まれる。

チャンスってそうやって掴んでいくんだと思う。

Photographer 217 (一枚目の写真)

【夏南の法則】バックナンバー

Vol.20 家族との絆

Vol.19 笑顔の連鎖

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、3冊目のスタイルブック「purple」を出版するなど幅広く活躍中。

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