下着との上手な付き合いかた/夏南の法則 Vol.11
海外から来た女友達が「前からずっと気になってたことがあるんだけど、夏南に聞いてもいい?」と言ってきたのでどうしたの?と尋ねると
「日本ではみんな女性がお洒落して、綺麗にメイクをしてるのにどうして下着(ショーツ)のラインは気にならないのかしら?」
と聞いてきた。
「ああ、それね。私も気になってたよ」と伝えると、彼女はとても核心をついたことを言った。
「ブラを着けていないと大騒ぎするのに、なぜショーツのことは気にならないのか分からない」
確かに(笑)。
ブラ着ける着けない問題については話し始めると長くなりそうなので、また今度。
このショーツのこと実は私もずっと気になっていた。
街で見かけるパンツやドレスの上からくっきりと出てるショーツのライン、せっかくお洒落しているのにもったいないなーって。
職業柄、洋服に響かないような下着を着けることが多いけど、撮影以外でも下着のことは結構気にしてる。
トップスにピタッとしたものや薄い素材のものを着るときは、胸元がレースの飾りなどでモコモコしないようにプレーンなブラを選んで、ショーツは基本Tバック派なのでラインが出ることはないけど、ドレスだと色が透けたり前に付いてるリボンがぽこっとするので、ベージュや白のシームレスのものを履くようにしてます。
洋服に合わせて下着もコーディネートする感じ。
履き心地とか好みがあるから、絶対にTバック!とは言わないけど、苦手だったらボクサーとかスパンクスみたいな形のものを選ぶといいかも。
そうしたらあのナナメに入るラインでお尻がつぶれないでぷりんと綺麗に見えるから、スタイルアップにもつながるはず。

"ファッション"となるとやっぱりコーディネートやブランドのことに意識が行きがちだけど、それよりも洋服を"どう着るか"ということの方が大事なのでは?と大人になってから思うようになりました。
実際周りを見ると、魅力的な女性ほど洋服を丁寧に着ている。
纏っているあの素敵な雰囲気の正体は細かい気遣いなんだろうなって。
これから肌の露出も増えて、素材も薄くなってくる季節、下着も見直してみませんか♡

【夏南の法則】バックナンバー

大屋夏南
1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、3冊目のスタイルブック「purple」を出版するなど幅広く活躍中。