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体と家のデトックス/夏南の法則Vol.117

大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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体と家のデトックス/夏南の法則Vol.117

先日久しぶりに風邪をひきました。

私がクリエイティブディレクターを務めるブランドENCIRCLEの春夏の展示会前はいつにも増してバタバタしていたので、終わってからふっと気が緩んだのか、38度を超える熱を出し、鼻水もエンドレス。横になると咳が止まらず、1週間ほどまともな睡眠もとれないくらいでした。

そういえばキャリアのスタートから20代半ばくらいまでは、仕事が休みになる年末年始に必ず風邪をひいて寝込むタイプだったなーなんてことを思い出して、今回は流石に無理をし過ぎたなと反省。

最初の数日は身動きを取るのもやっとだったので、ほとんどの時間をベッドで過ごしていたのですが、熱が下がってからは少し楽になり、日中は昼寝を挟めば家の中で普段通りに過ごせました。

ベッドでNetflixを見るのにも飽きたけど、外に行くほどの元気もない。それなら家のことをやろう!と決意し、まずは荒れ放題のリビングから取り掛かりました。

私は忙しくなると集中力が切れるのが嫌で仕事以外のことをどんどん後回しにするので、忙しさのレベルに伴って家が荒れていきます。今回はちょうど夫が海外出張中だったのもあって、いつにも増してひどい状態でした(笑)。

リビングが終わった後は、長い間見て見ぬふりをしていた仕事に取り掛かり始めました。

何でも放り込んでいた引き出しや、”いつか使うかも”のコーナー、ファイルだらけのデスクトップなどを、集中してスピード感を持って片付けていきました。

体調を崩したときは体のいらないものをデトックスするチャンスだと捉えているので、それと同時に家もデトックスしていろいろな意味で身軽になるぞ。という気持ちで次から次へと今の自分に必要のないものを手放していきました。

フリマに出すもの、あげるもの、リサイクルショップに持っていくものなど、種類別に段ボールにまとめたら家がとってもスッキリしたうえに、目に入るたびに感じていた”いつかやらなきゃ”という罪悪感からも解放されて、とても清々しい気分になりました。

私はモノにもエネルギーがあると思っています。なんとなくごちゃごちゃした場所は空気が悪く、何かが停滞しているような感じがしませんか?あんまり長い間そこにいたくないような、そんな気分になったことはありませんか?

これはモノの持つエネルギーに影響されているから。目に入るもの、空間を共有するものは、たとえしゃべったり動いたりしなくとも、必ず何かしらの影響を私たちに及ぼすはずです。

なので自分が長い時間を過ごす場所である家は必要のないものを減らし、いい影響をもたらしてくれるアイテムを丁寧に選び取り、心地よくいられるように心がけています。

始まりの季節とされる春は、お家のデトックスにピッタリの季節。みなさんもいかがですか?

素敵な2週間でありますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、スタイルブックや旅エッセイガイドを出版するなど幅広く活躍中。

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