【夏南の法則Vol.52】また早いペースに戻るとき

大屋夏南<連載コラム>

大屋夏南<連載コラム>第2・第4月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

【夏南の法則vol.52】また早いペースに戻るとき

先日ほぼ3ヶ月ぶりに撮影に行ってきました。

17歳からこの仕事を始めて、3ヶ月も撮影をしなかったのは今回が初めてです。

いつものメンバーなのに、前の晩は遠足の前の日みたいに緊張しました。

そんなこと滅多にやらないのに、着ていく服を決めたりなんかもしました(笑)。

最初はドキドキしてたけど、みんなと会えて本当に本当に嬉しかった。

人と交流するってのは大事ですね。
気持ちが明るくなったし、とても充実した気持ちになりました。

人と関わることで更に幸福感が増すのは、私たちに備わっている美しい感覚だなと思います。

人は1人じゃ生きていけないし、共有することでハッピーな連鎖を引き起こせるなんて、なんて素晴らしいんだろう。

みんなとキャッチアップしながら、互いを思いやってソーシャルディスタンスをとりつつ挑んだ撮影は、数ヶ月のブランクを感じさせないスムーズなものでした。

この3ヶ月で生活や仕事の仕方、物の考え方など多くのことが変化して、それに違和感はなかったけど、住み慣れた場所を離れるような寂しさを感じることはあった。

でもそんな中でもこうやって変わらないこともあるんだなって思うと、少しホッとしたし、安心しました。

正しい方向に進んでいるとわかっていても、“変化”というものはいつだって多少の緊張感を含んでいます。

私たちはそれを怖がることもできるし、受け入れてワクワクすることもできる。

久しぶりの撮影だったからっていうのはもちろんだけど、おうち時間中に新しくなった自分でフィジカルに世の中と関わるのはどんな感じなんだろう?ってずっと考えていたから、そういう意味でも構えていたんだと思う。

でもこの日は髪を切ったときのような、新しい洋服を下ろしたときのような、そんな清々しさがありました。

そして改めてあの3ヶ月があって良かったなあって。

いつか振り返ってこの時間を愛おしく思うときがくるはずって話はしたことがあるけど、正にそう感じた。

このままでいいのかなって不安に駆られたり、モヤモヤする気持ちも全部必要だったし、あれで良かったんだって思えました。

これからまた早いペースに戻っていくけど、自分にたっぷり時間を費やしたこの数ヶ月間で学んだことは忘れないでおこう。

そしてこれからハッキリしてくることもあるはずだから、そのときは潔く必要のないものを手放そう。

デトックスした体にいいものだけを取り入れるように、これからの生活は選び取ることを大事にして、心身ともにクリーンでいたい♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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