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大事なことにも順番をつける/夏南の法則Vol.78

大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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大事なことにも順番をつける/夏南の法則Vol.78

先日、香港に住む友達と久々に電話でキャッチアップしました。

日本で知り合った彼は数年前にドイツに引っ越して、今年の頭に香港にベースを移しています。日本にいたときは共通の友人が多く、遊び場などでよく顔を合わせていたけど、2人きりで会ったのは数回のランチのみ。そんな彼と定期的に近況報告するようになったのは、パンデミックが起きてからです。

2020年の夏頃、いろいろなことが重なって参っていた私を救ってくれたのは彼でした。SNSに投稿した何気ない写真を見て「最近どうなの?なんだか気になって」とメッセージをくれた彼に思いっきり甘えさせてもらったのが私たちの友情の始まりでした。

仕事のことから家族のことまでなんでも話せる彼の近況を聞いているときに、とても共感できるエピソードがあったので今日はそれについて書こうと思います。

頭が切れる彼はものすごい経歴の持ち主で、どこにいても、黙っていても仕事のオファーがたくさんきます。最初に書いたように、生活の拠点をひょいっと変えられるのも今までの努力の賜物で、結果を残してきたからです。

数多いオファーの中から受ける仕事の基準について尋ねると、彼はこう言いました。「週5日、9時から5時まで働くポジションは確かに大きな報酬がもらえるけど、僕は海に行ったり人生を楽しんだりしたいから、比べたら少ない報酬でも週に10数時間だけ働くポジションを選ぶ。そんなに物も買わないしね」と。

それを聞いて「私は好きなときに好きなように働きたいから、フリーランスで食べていくのに必要なスキルを必死で身につけた」と言っていた友人のことを思い出しました。

そんな風に自分の中でプライオリティがハッキリしていると、人生のいろいろな選択で迷わなくなります。彼はお金よりも自分の時間の方が大事だから、それにフィットする仕事しか選ばないし、彼女は自分のニーズと合わない選択肢をバッサリと切って的外れな努力をする時間も手間も省いています。

私もここ数年で自分の理想の生活スタイルを実現させるために、働き方を工夫するようになりました。時にハードだなと感じることもあるし、周りの人に理解してもらうまで時間がかかることもあるけど、自分の幸せにはそれ以上の価値があると実感しています。

前回のエピソードでは「自分がこの人生で何をやりたいか、しっかり時間を設けて考えること」について書いたけど、それらを自分の中でどれくらい大事にするかというプライオリティも一度明確にしておくといいと思う。そうすると何かを“選ぶ”ときに出てくる迷いや焦り、罪悪感やストレスといったものから解放されて、自分の選択に自信が持てるようになります。

自分の気持ちに素直になることは、豊かな人生を送るための近道。

今週も素敵な1週間になりますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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