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「今までありがとう!」と感謝して手放す/夏南の法則Vol.84

大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡

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「今までありがとう!」と感謝して手放す/夏南の法則Vol.84

この前、久しぶりに海外に住む友達と電話でキャッチアップしました。

彼女とはもう随分と長い付き合いで、仕事のことから恋愛のことまでなんでも話せる仲です。海外旅行ができなくなってから会えなくて寂しいけど、定期的に電話で話す時はそんなことを感じさせないほど盛り上がり、今回も3時間も話し込んでしまいました。

彼女に最近どうしてるのか聞くと、仕事の量を少し減らして自分を見つめ直す時間に充てていると言って、自分のまだ成長できると思う部分について話してくれました。

自分の弱いところを認めて受け入れ、更にそれを改善するところまで意識を持っていくプロセスはカロリーの高い作業だし、それを人と共有することも難しいと感じる人は多いはず。相手にどう思われるか不安になったり、もっと軽い話を求めているんじゃないかと話に制限をかけたりしてしまいがちで、自分の気持ちをありのまま曝け出せるようになるにはなかなかの勇気が必要です。

自分の良いところも悪いところも認める勇気、相手を信じる勇気、どんな反応が返ってきても受け止める勇気など、一通り揃わないとこれまでの付き合いを更に深めるステップには進みにくいよね。私も相手との関係によって立ち振る舞いを変えるし、本当の自分を見られてもいいと感じる範囲は違います。


八方美人とかそういうんじゃなくて、全員に全てを知ってもらう必要はないと思っているのと、人によって心地のいい付き合い方は違うはずだから。人間関係は無理にかたどるものではなく自然な流れで出来上がっていくもので、最終的なカタチがそれぞれ違っていて然るべきだと思うのです。

この夜、私は彼女とこういう話もナチュラルにできる関係を築けたのを嬉しく感じました。私も不安に思っていること、自分の悪いクセやパターンなどについて話し、2人でそれぞれの事柄について互いに質問、意見し合いながら一緒に理解を深めた時間はとても収穫の多いものでした。

こんな風に自分が成長していく過程で深まっていく関係もあれば、別々の方向に進んでいく関係もあります。昔は後者を寂しく感じることもあったけど、それも1つの最終的なカタチなんだと思ったら「今までありがとう!」と感謝して手放すのが悲しくなくなりました。

時間は有限です。「何をするか」も大事だけど「誰と過ごすか」も同じくらい大事。互いに影響しあって生きていくなら、どんなエネルギーを発してる人がいいか、自分がどんなエネルギーを発したいか、時々立ち止まって考えてみる。

それはきっとたくさんの豊かさをもたらせてくれると思います。

今週も素敵な一週間になりますように♡

大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、最新著作となる旅エッセイガイド『Down to Earth』を出版するなど幅広く活躍中。

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